働くもののくらしと権利を守って60年!ー今、新たな挑戦!

京都総評      
議長 岩橋 祐治

 2011年新年明けましておめでとうございます。

 京都総評は、今年2011年結成60周年を迎えます(京都総評は1951年5月27日に結成されました)。結成60周年の節目を迎える今年2011年、京都総評の運動と組織を大きく前進させたいと強く決意しています。
 2008年秋のリーマンショックを契機とした戦後最大の不況がわたしたちのくらしと職場を直撃し、深刻な"雇用・賃金破壊の嵐"が吹き荒れました。今回の不況は大量の派遣労働者の派遣切り、期間工の雇い止めで始まりましたが、派遣切り・雇い止めにあった非正規労働者の多くが職を失うとともに住居も失う、ホームレス状態に陥るという深刻な状況が私たちの目の前で展開されました。2009年新春に東京の日比谷公園に現れた派遣村によって、貧困と格差の広がり、ワーキングプアの増大が現代日本の最大の社会問題であるとの認識が広範な国民の中で広がりました。そうした貧困と格差を拡げた新自由主義にもとづく「構造改革」・規制緩和路線、自公連立政権の悪政に対して、労働者・国民の歴史的とも言える審判が下されたのが、一昨年秋の総選挙だったと思います。しかし、総選挙の結果誕生した民主党政権は矛盾と混迷を深め、鳩山内閣に代わって誕生した菅内閣はアメリカ、財界・大企業に全面屈服し、自公政権に代わる新自由主義、「構造改革」・規制緩和路線の執行者になりさがってしまいました。

 こうした一連の動きを見ていて思うのは、「やっぱり労働運動がもっとがんばらないと、もっとたたかわないと、世の中変わらない、くらしもよくならない」ということです。組織労働者の未組織・非正規労働者に対する責任、日本と京都の経済に対する責任、日本の未来と子どもたちに対する責任を痛感しています。今年2011年、「働くもののくらしと権利を守って60年!?今、新たな挑戦!」を合言葉に全力でがんばりたいと思っています。「京都総評、ここに在り!」という存在感のあるたたかいを展開したいと考えています。(1)賃金・労働条件の改善と雇用の安定、(2)貧困と格差の是正、ワーキングプアの一掃、(3)ILOの提唱するディーセントワーク、「憲法がくらしに生かされる」国民生活最優先の政治と経済の実現をめざして全力で奮闘する決意です(そのためにも労働者派遣法の抜本改正と有期雇用の規制、最低賃金1000円以上への引き上げを是非とも実現したいと考えています)。

 今年2011年、自由法曹団京都支部のみなさんとご一緒に、憲法と平和、民主主義と府民生活の擁護のために引き続き全力でがんばっていく所存です。今年もよろしくお願いします。