「危険な普天間基地の即時閉鎖・返還を求める6・12京都集会」報告

1 今年6月12日(日)、円山音楽堂で、「危険な普天間基地の即時閉鎖・返還を求める6・12京都集会」を開催しました。昨年も同趣旨の沖縄集会を会さしましたので、第2回目となります。小雨の中460名が参加し、京都市役所前までパレードを行いました。
  団京都支部からは、賛同及び賛同金のご協力がありました。また、実行委員会の段階から小笠原、岩佐両団員が実行委員として、奥村が実行委員会事務局長で参加しました。当日は、団幹事長、事務局長をはじめ10名の団員の参加がありました。沖縄問題は終わっていない問題としてこれからも運動が必要です。団京都支部の今後のご協力をお願いします。
2 今年は、3月11日発生した東日本大震災による甚大な被害と原発の危険性に関心が集中したこと、前日震災3ヶ月後の大規模なデモが京都・大阪の各地で開催されたこともあり、当日の参加者数は昨年1200名に比すると3分の1の状況でした。決して沖縄問題が風化したのではないのですが、あまりにも地震・津波・原発事故の被害が甚大であったからです。集会直後から、政府の沖縄に関しての態度が明確になり、漸く世論が関心を向け始めたというタイミングもありました。
3 今年の集会の特徴は、円山集会をメインにして、3つの企画をしたことです。
  (1)まず昨年5月28日、鳩山前首相が退陣直前に、無責任にも「日米合意」による辺野古移設を約束したことに抗議する5・28集会をウイングス京都で開催しました。参加者は73名で、中身は辺野古移設を阻止する現地行動のフィルムと米海兵隊の初任者訓練の模様のフィルムを見た後藤本監督のトークがありました。
  (2)次に円山集会前日、講師の新崎盛暉さんと仲村善幸さんのふたりに率直な意見交換ということで沖縄の現状についてそれぞれ意見をのべていただき参加者(25名)から質疑がありました。懇親会も開催しました。
  (3)メイン企画は6月12日の円山音楽堂での新崎盛暉さんと仲村善幸さんの講演、沖縄県人会、反戦京都行動及び京都民医連からそれぞれ代表の方々の訴え、そして集会アピールを採択後、琉球国祭り太鼓京都支部の皆さんのエイサーを披露しました。
4 講演者の新崎先生は、東日本大震災からの教訓として、今こそ変えよう日本、変わろう日本をスローガンにして、沖縄問題と原発問題は国策推進の面からみて共通の問題点があり、それをなくして行こうということを訴えられました。
  集会アピールでは、辺野古移設に反対、東村高江のヘリパッド建設阻止、日米地位協定の改善を盛り込んで採択しました。
5 沖縄問題は、米国では、海兵隊の沖縄常駐は不要、日米の財政状況から辺野古移設など不可能との判断が議会を中心に固まりつつあるところ、ウィキリークスの情報では、日本政府や前原民主党議員が米政府に対し辺野古移設を放棄しないように強く求めていることが曝露されました。抑止力神話も結局、政府による北朝鮮脅威論、中国脅威論を背景とする国民だましの宣伝物です。
日米安保条約は国民の運動で廃棄するしかないと思います。今後とも団支部の積極的な関わりを期待します。